最近話題の“墓じまい” 生きた証は、人それぞれ

育脳シニアピアノレッスンの教科書 青梅支部 保科陽子です

 

 

近年、日本では少子高齢化が進み、お墓の維持・管理が難しくなるケースが増えています。そして、お墓を手放したり、新たな形で供養する「墓じまい」を考える方も増えています。墓じまいにはさまざまな形がありますが、大切なことはやはり家族や関係者とよく話し合い、慎重に検討することです。この記事では、墓じまいを考える際のポイントをご紹介していきましょう。

 

【目次】

家族や関係者とのコミュニケーション

お墓を維持する経済的な負担について

別の形での供養方法の検討しよう

墓じまいの経緯を整理しておこう

将来のことを考慮し、法的な手続きも確認

まとめ

 

家族や関係者とのコミュニケーション

墓じまいは、それぞれの死生観や先祖との絆にも関わるとても重要な問題です。あなたが最良の道だと思っても、ほかの方からすると、「ばちが当たるのでは?」「ご先祖様に失礼」と、不快な気持ちを感じることもあります。デリケートな問題だからこそ、きちんと家族や関係者と話し合うことが重要です。意見を交換し、互いの気持ちや死生観を理解し合うことで、円満な解決策を見つけるようにしましょう。

 

お墓を維持する経済的な負担について

お墓の管理や維持には一定の経済的負担が伴います。年齢を重ねると収入が減少したり、体力的にも管理が難しくなり、墓地の維持が負担になることがあります。ただ、お墓に関わっていない人は、そのような負担に気づいていない場合もあります。経済的な状況、体力、気持ちの変化も家族でも共有し、お墓を手放す提案をしてみましょう。

 

別の形での供養方法の検討しよう

お墓を手放す場合、現在のお墓に埋葬されている、ご遺骨の行先が問題になります。墓じまいを検討するなら、代替となる供養方法も考えておくことが大切です。近年は供養の形も多様化し、自然葬や永代供養、手元供養など、さまざまな供養の選択肢があります。あなたや家族にとって、納得できる供養の方法を考えてみましょう。

 

墓じまいの経緯を整理しておこう

墓じまいを終えた後に、関係者から「聞いていない」「納得できない」という声が上がるケースもあります。そのため、墓じまいに至るまでの過程をきちんと記録として残しておくことが重要です。関係者の心に不要なわだかまりを残さないためにも、なぜその選択をしたのか、どのような理由があったのかをきちんと整理しておくと良いですね。

 

将来のことを考慮し、法的な手続きも確認

墓じまいはあなただけでなく、家族や後世の負担も減らすための前向きな決断です。今の生活状況や健康状態、家族構成などを考慮して、将来のことを見据えた判断を行うことが必要です。

また、墓地の所有権などに関する、法的な手続きもきちんと行いましょう。適切な手続きをすることで後のトラブルを防ぐことができます。

 

まとめ

墓じまいといっても、家族の状況や供養の形によって方法はそれぞれです。お墓とは、故人にとっては生きた証であり、今を生きる私たちにとっては、故人とつながる大切な場所です。将来を見据えた上で、ご先祖様も、子孫の方たちも、幸せを感じられる墓じまいができることを願っています。

 

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