行動記録や日記をつけて 人生をブラッシュアップ
行動記録や日記をつけて
人生をブラッシュアップ
あなたは日々の行動記録をつける習慣はありますか。
「何度か日記を書き始めたことがあるけれど、続かなくて…」というお話もよく聞きます。そこで今回は、「シニアが行動記録や日記をつける効果」というテーマでお話しします。年齢を重ねるほどに、日々の行動や健康状態、気持ちなどを書き記しておくことは重要な意味を持ちます。近年では、紙に書き記すだけでなく、スマホのアプリなどを活用して行動記録をつけることもできます。以下では、シニアの方が行動記録をつけることの効果や方法について詳しくご紹介していきます。
【目次】
自分なりの暗号で簡潔に記す
行動記録や日記といっても、毎日詳細に記録を書き綴ることはありません。♡マークや☆マークなど自分なりのマークを決めて、その日の気分を簡潔に記すのも良いでしょう。日々の出来事や自分の気持ち、思い出を書き留めることで、脳の活性化や記憶の定着にも役立ちます。また、自分の体調のサイクルを知ることで、変化や不調にも気づきやすくなります。
生活をブラッシュアップする
行動記録や日記は、これからの生活の充実につながります。目標や興味を感じることがあれば、ぜひ書き留めておきましょう。
行動記録は、「どこに行って、何をして、どう感じた…」といったように、順序だてて書く必要はありません。例えば、その日歩いた歩数や、学びの時間、気づいたことなどをメモ書き程度に書き記しておくだけでも効果はあります。そういったメモを見直すことで、新たな趣味や活動に関して意欲がわいてくることもあるでしょう。行動記録や日記をつけることで、日々の生活に充実感や喜びを見出すことができます。
心の動きのクセを知る
日々の感情を書き留めることで、自分の気持ちを整理し、心のバランスを取ることができます。ホルモンバランスや天気、気圧など、わたしたちの身体はさまざまな事柄から影響を受けています。周囲の環境と、その時の気持ちを記録しておくことで、どんなときに気持ちが高揚したり、落ち込んだりするのか、心のクセを知ることができます。
小さな幸せを見逃さない
日々の出来事や誰かとのの関わりを記録することで、これまで見過ごしていたような幸せな瞬間に気づくことができます。小さな出来事にも感謝の気持ちを持つことができるでしょう。また、困難や挫折を感じる場面でも、過去の記録を見返し、前向きな視点や解決策を見つけることもできます。
反省や修正のヒントが見つかる
記録を見返すことで、自分自身の行動や思考を客観的に見つめ直し、反省点や改善点を見つけることができます。またそこには、あなたの成長や進歩が記されていますから、記録を振り返ることで、自信や喜びを感じることができます。定期的に記録を読み返すことで、あなた自身の成長の過程を実感することもできます。
話題の幅が広がる
行動記録は、コミュニケーションの促進にも役立ちます。あなたの思いや感情日々記録としてまとめることで、コミュニケーションにおいても自己表現がしやすくなります。また、ＳＮＳなどを活用して、日記や行動記録を人と共有することで、意見を交わしたり、共感を得る機会も増えるでしょう。これによって、より豊かな人間関係を築くことができます。
記録は家族の貴重な財産
行動記録や日記は、あなた自身だけでなく家族にとって貴重な記録となります。歳を重ねると、過去の思い出は薄れていってしまいますが、記録をつけておけば、当時のことを鮮明に思い出すこともできます。こういった記録は家族や子どもたちにとっても貴重なものとなり、家族の絆を深める手助けとなるでしょう。
ただ、人に読まれたくない、知られたくないような記録をつけている場合は、その秘密を厳守するためにも、誰にも見られないようデータにパスワードをかけておいたり、保管場所に気を付けるなどの工夫も必要です。
まとめ
行動記録や日記をつけることは、シニアの充実感と生きがいの維持にも貢献します。定期的に記録を見返すことで、あなたが歩んできた過程や人生の成果を実感することもできるでしょう。また、自分の行動や思考の変化を確認することで、自身の人生の意義や目的を再確認することもできます。
簡単なメモ書きでかまいません。ぜひ、日々の行動記録をつけて、シニア期の人生をより充実したものにしていきましょう。
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